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【東北楽天ゴールデンイーグルス】監督・コーチ・選手が宮城県内の被災地で支援活動を行いました (2011/4/7)

楽天イーグルスは、監督、コーチ、選手が4班に分かれて山元町、仙台市内・名取市、東松島市、女川町へそれぞれ被災地を実際に訪問し、支援活動を行いました。

昨日、仙台入りした監督、コーチ選手一同は朝からKスタ宮城に集合すると、職員から簡単な説明を受け、車に乗り込み、避難所へ向かいました。星野監督・田淵ヘッドコーチ・佐藤コーチは山元町、鉄平選手・岩隈選手らは女川町、嶋選手会長・田中選手らは東松島市、山崎選手・松井稼選手らは名取市を訪問。

まず被災地を視察した選手たちは現況を目の当たりにして、ただ言葉を失うばかりでした。山崎選手は「これをどうやって綺麗な街に戻すのか想像が出来ない・・・」と、被害の甚大さに改めて胸を痛めていました。

その後、避難所をまわった選手たちは、サインを書き込んだパネルを贈呈するだけでなく、自分の野球道具をプレゼントしたり、積極的に声をかけたり握手をしたり、即席サイン会&写真撮影会を開いたり、じゃんけんゲームで楽しんだりと、それぞれができることで被災者の方々を元気づけていました。

サインを書き込む岩隈選手

また、避難所では、「本当に楽天イーグルスの選手が来てくれた!本当に嬉しい!」と子供たちから大人たちまでが喜んでくださり、選手たちとの交流を楽しんでいました。

帰り車中、「今年は相当頑張らなければいけないな・・・」とつぶやく選手もいるなど、選手たちの中で各々感じるものがありました。

最後は、震災の対策本部となっている宮城県庁と仙台市役所を表敬訪問し、東北地方の復興の象徴となるべく、改めて今シーズンの奮闘を誓いました。

楽天イーグルスナインは、4月12日の開幕戦に向けて千葉県内に移動し、シーズン開幕に備えます。

私たち、東北楽天ゴールデンイーグルスは、東北の皆さまと一緒にこの難局を乗り越えていきたいと思っております。

今後も、出来る限りの支援活動を各地で続けてまいります。

星野監督コメント(山元町へ訪問)

記者:被災地を訪問して今の思いを聞かせてください。

星野:あれを見せられると悲惨とかどうこう言うより、私は海が好きなのだけど、今回ばかりは海を許せないというような思いにかられましたね。それでも自然と共存していかなければいけないのかなというようなことを避難所に向かう車の中で考えていた。「がんばろう」と言う事は簡単な言葉だけど、「諦めるな」と特に若い人たちには伝えたかった。そんな思いで被災地をまわってきました。

記者:実際にご自身の目で見ていかがでしたか。

星野:私は小坂(誠・育成コーチ)の出身でもある山元町に行き、小学校などまともに被害を受けた場所を見てきた。テレビで見ると小さく見えることも、こういう表現を使っていいのか分からないけど、地獄だという思いにかられましたね。

記者:避難所の方々と触れ合っていかがでしたか。

星野:意外と子供たちは無邪気で明るい子が多かったけど、先が見えないからどうなるか心配だね。我々が開幕が延びたとかで先が見えないとかわがまま贅沢言ってるけど、そんなものは比較にならなくて、先が見えない生活が続くとなると、もう私の言葉では例えられないですね。

記者:開幕が来週に控えています。

星野:我々が「希望、勇気、諦めるな、頑張れ・・・」色んな言葉を投げかけるよりも、我々は勝ち進んでいくしかないんだという思いに駆られたよ。

記者:被災者が前向きに取り組んでるところは監督に響くこともあったのではないでしょうか。

星野:お年寄りの方々でも「応援してるからね!」と声をかけてくださいましたし、野球を知らないような方々でも楽天イーグルスを応援してくれている。ある意味、そういった方々のためにも勝たなきゃいけない。勝つんだ!という思いにかられましたね。

記者:震災を受けて、さらに一丸となって戦っていくという年になりましたね。

星野:そうですね。そして、選手たちは優しいです。思いやりがある。それに加えて戦う心、闘争心をもっと身に付ければ良いチームになる。被災地を実際に見た選手たちは、心を新たに何か気持ちが強くなってくることを期待しているよ。

記者:4月29日(金・祝)にはホーム開幕が控えています。

星野:それまで14~15試合ぐらいあるのかな。貯金をして帰ってきたい。借金して帰ってくることだけは絶対に嫌だとこれから選手たちに伝えようと思ってます。

記者:ホーム開幕は特別な想いがありますか。

星野:こういう年だから余計ですね。うちは開幕が、千葉、甲子園、Kスタ宮城と3つあると選手には伝えているよ。

記者:改めて、被災者の方へエールをお願いできますでしょうか。

星野:先が見えないかもしれませんが、諦めないでやっていきましょう!我々も諦めずに戦っていきます。

山崎武司選手 コメント(仙台市内、名取市へ訪問)

記者:被災地をまわっていかがでしたか。

山崎:びっくりました。テレビで見るよりも、報道で見るよりも、自分の目で見て、被害の大きさを実感しました。

記者:昨日は、大きな余震もありました。

山崎:帰ってきていきなり震度6ですからね。僕も非常に恐怖を覚えましたが、3月11日はこんなものではなかったし、もっと(揺れていた時間が)長かったと経験した方から話を聞いたので、本当に怖かったんだろうなと思いました。

記者:実際に避難してる方々と接していかがでしたか。

山崎:本当は僕たちが元気を与えなきゃいけないのに逆に元気をもらったというか・・・。家も何もかも失ったのに野球が見たいとか、声をかけてもらって嬉しかったです。そういう方々のために良い結果を残したいですね。

記者:何か気持ちが変わったりしましたか。

山崎:間近で被害状況を見せられて、被災者の方々を見たら、「がんばろう」という気持ちが一段も二段も上がって、込み上げてきました。被災者の方々は苦しい生活をしているのに比べて、僕たちが辛いとか、痛いとか言ってる場合じゃないし、恵まれた環境で野球をやらせてもらっている。今年は特に甘えは許されないし、何があっても諦めてはいけないと思う。

記者:期待を感じますか。

山崎:ひしひしと感じた一日でした。何のために野球をやるのか今年は明確になったし、自分のため、家族のためよりも、今年は仙台、東北のため、被災者の方のために自分の出来ることを全力でやる。喜んでもらえるように。

記者:最後に被災者の皆さまへメッセージをお願いできますか。

山崎:3月11日に震災が起きてから、一歩一歩前に向かってると感じました。被災した様子を見て僕たちは何が出来るか明確になったし、ファンの皆さまと共に一年、思いを一つにしてプレーをします。あとは体調を崩さないように気をつけてください。頑張りましょう。頑張れ、東北!

嶋基宏選手会長コメント(東松島市へ訪問)

まずは、震災から1ヶ月間も来る事ができず大変申し訳ない気持ちです。すみませんでした。復興にむけて、僕たちに出来ることを頑張っていきます。ぜひ球場に足を運んでいただき、勇気と元気をもらってください。

嶋基宏選手会長、田中将大選手コメント(東松島市へ訪問)

記者:被災地を訪れてみてどんな事を感じましたか?

田中:震災から1ヶ月も空いてしまい、果たして受け入れてもらえるのか不安がありました。でも、元気な姿を見せてもらい、僕たちはシーズンを通して喜んでもらえるよう頑張っていくのが必要なのかと感じました。皆で力をあわせて頑張っていきたいです。

記者:昨日、山形から仙台へ、今日は仙台から東松島市へ、それぞれの道中見た光景をどう感じましたか?また、何か感じた事はありますか?

田中:すごい光景を目の当たりにして、胸がしめつけられる思いです。

嶋:僕自身、色々と大変なことがありますが、ちっぽけに感じました。家もなくて、食べ物もない人たちが沢山いて、この光景を見ると、自分自身の悩みがちっぽけに感じました。この思いを胸に刻んで、今シーズン頑張っていきます。

記者:これからのシーズンはどう過ごしていきますか?

嶋:特別な1年になると思います。5年、10年、20年と東北の皆さまには刻まれると思いますし、楽天イーグルスも胸に刻んで、新しい歴史を築いていきたいと思います。

田中:長い目で見て、自分たちに何ができるか考え、皆さまと一緒に進んでいきたいです。

鉄平選手コメント(女川町へ訪問)

記者:震災が起きて初めて女川町に入り、目にした時の率直な感想を教えてください。

鉄平:テレビや新聞では見ていましたが、実際に自分の目で見る事で改めて被害の大きさ、事の甚大さを感じました。

記者:避難所で、お父さんお母さん方とお話をされていかがでしたか?

鉄平:町の光景を見て、避難所で生活している方は辛い思いを抱えているんだろうという気持ちで行きましたが、色々お話をしたり、触れ合うとすごく笑顔で。とても気力溢れる姿を見ることができてホッとしています。僕たちが逆に勇気づけられ、どっちが応援してもらっているかわからないほど、心強かったです。

記者:最後に、今回の訪問をふまえ、今シーズンへ向けて一言お願いします。

鉄平:勝って、クライマックスシリーズ、日本シリーズへと進み、みんなに幸せと、笑顔、元気を届けるシーズンにしたいです。

岩隈久志選手コメント(女川町へ訪問)

記者:震災が起きて初めて女川町に入り、目にした時の率直な感想を教えてください。

岩隈:町が信じられない状態で言葉が出ませんでした。

記者:こういう状況で多くの方々とふれあっていかがでしたか?

岩隈:よく、皆さまご無事でおられました。僕たちも復興の為に仙台に戻ってきたので、少しでも勇気を与えられたのではないかと思います。

記者:実際に目にし、話をして、どういった事が出来ると思いましたか?

岩隈:全力プレーをして、勇気を届けたいです。

記者:最後に、今回の訪問をふまえ、今シーズンへ向けて一言お願いします。

岩隈:全力プレーを心がけ、1つでも大きな勝利を届けたい。女川町はもちろん、全体を笑顔にしたいです。

宮城県庁、仙台市役所を表敬訪問

楽天イーグルスの支援活動
http://www.rakuteneagles.jp/company/support/

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