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【読売ジャイアンツ】 ファンと選手の救援物資を星選手が被災地へ (2011/3/28)

宮城県名取市の家族が東日本巨大地震で被災した星孝典選手(28)が28日、同市と南三陸町を訪れ、ファンや選手から寄せられた救援物資を贈り、選手からのメッセージビデオを上映しました。

星選手は今月25~27日にジャイアンツ球場で行われたイースタンリーグの楽天3連戦の際、ベビー用品やマスク、歯ブラシなどの衛生用品の提供をファンに呼びかけ、さらに選手たちから寄せられた衣類などと合わせて約80箱の救援物資を集めました。

それらをワゴン車2台に詰め込み、28日午前3時に妻や娘らとともに川崎市内の自宅を出発。東北自動車道で給油をしながら6時間半かけ、両親が暮らす名取市立第二中学校の避難所に到着しました。

両親と涙の再会を果たし、救援物資の一部を約200人が暮らす同所に贈った後、「頑張っている人たちに頑張ってとは言いづらいですが、ぼくも出来ることをやっていきたいと思います。お体に気をつけてください」とあいさつしました。サインの求めには「東北魂 あきらめない心!!」と記し、「避難所に掲示したい」と求められた用紙には「生まれ育った名取 大好きな名取 一日も早い復興を願っております 一緒に頑張っていきましょう」などと書き込みました。

選手21人によるメッセージビデオを避難所のテレビを使って上映すると、涙ぐむ人も。ビデオの作成を星選手に提案した母親の洋子さん(56)は、テレビの近くで正座して見つめ、我が子のメッセージが流れるとあふれる涙を抑えられませんでした。メッセージを見た高橋あつ子さん(61)は「遠い東京から温かいメッセージをいただき、ありがとうございました。私たちも頑張ります。原監督に頑張ってと伝えてください」と笑顔を見せてくれました。

その後星選手は、津波で亡くなり市内の遺体安置所で眠る祖父母と最後の別れを交わし、さらに被災した自宅を訪れ、高校時代の思い出の「甲子園の砂」が入った箱や寄せ書きなどを中から運び出しました。名取市役所にも救援物資を提供しました。

その後、「壊滅的被害」と言われる同県南三陸町に移動すると、車中から見えた景色は、粉々になったコンクリート片や折れ曲がった鉄筋などのがれきの山ばかり。数日前に星選手から「物資を提供したい」と申し出て県対策本部から紹介された、約1500人が避難する同町総合体育館では支援物資を渡し、佐藤仁町長らにメッセージビデオを見てもらいました。佐藤町長は「泣けました。みんなに見せます。わざわざ物資を運んでいただき感謝しています」と話していました。

星選手は「言葉に表せないほどの被害を目の当たりにしましたが、そんな中でも、少しずつ立ちあがろうとしている被災者の方々に対し、これからも出来る限りの行動をしていきたい」と語っていました。


ファンと選手が贈った救援物資を、宮城県南三陸町の避難所に運び入れる星選手

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