清原打倒巨人にグラウンドで涙
 
相思相愛の巨人ではなく西武へ・・・
 1985年のドラフトの目玉はなんといってもPL学園高の怪物・清原和博だった。清原は巨人を熱望、相思相愛と言われていたが、いざフタを開けてみると巨人は清原を指名せず、早大進学と言われていたPL学園高の同僚の桑田真澄を1位指名。清原は6球団の指名を受けクジで西武が交渉権を得た。巨人が指名してもクジで外れることはある。しかし、清原にとっては相思相愛と思っていた球団が指名してくれなかったことに「裏切られた」と思っただろう。

巨人との日本シリーズを制し感涙
 清原は西武に入団し高卒ルーキーの記録を次々と塗り替える活躍をし新人王に。2年目の87年も西武の中心打者として優勝に貢献。日本シリーズでは「裏切られた」巨人との対戦となった。
 第2戦では広田浩章から3ランを放つなど活躍。3勝2敗と西武が王手をかけた第6戦。3対1とリードして迎えた9回表、巨人の攻撃も二死となったところで、一塁を守っていた清原が突然涙を流しはじめた。「プロに入ってからの目標だった」という打倒・巨人。「ただ、自然のうちに流れてきて……。感激の涙なんです」。最後の打者・篠塚利夫が中飛に倒れ、その目標がかなった。

写真提供:ベースボールマガジン社

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